
9月も中旬を過ぎてしまいましたが、7月の香り・レモンに続いて、秋の香りを紹介していきます。
9月というと、夏の終わり&秋の始まりでもあります。
こういう時期というのは、なかなか対応ができにくい季節でもありますよね。
俗にいう「季節の変わり目」ってやつです。
身体だったり、気持ちだったり、なんとなくの不調が出る人もいるのではないでしょうか?
私自身、毎年9月ってちょっと苦手です。
こんな季節におすすめの精油として選びました。
9月の香りは、ローズウッド
やる気がないときにはパワーアップ!不安な気持ちを落ち着かせてくれる!
まさにバランスの精油です。
そして、その人の、その時の状況に合わせて作用してくれる優れものなのです。
ローズウッドは、南国の木。
日本の木のように寒暖の差がある土地の木は「年輪」が現れますが、南国の木は、年輪がなくてどんどんと太く成長していきます。
温かい土地のエネルギーをいっぱいに育ったローズウッドだから、おおらかな安心感を与えてくれるんですよね。
夏から秋に向けてのちょっとした不調に、おすすめです。
そして、
成分で言うと、ほぼモノテルペンアルコール類で成り立っています。
アルコールなので、殺菌など感染対策としても優秀です。
(コロナ禍の今年は、やっぱりコレは重要!)
そして、アルコールを飲むと、気持ちが楽しくなりハイな気持ちにさせてくれる。ということにも関連しているのですが、モノテルペンアルコール類は、強壮作用、免疫力アップで、気分をあげてくれる側面もあるのです。
でありながら、構成している芳香成分は鎮静作用のあるリナロールがほぼ占めているので、リラックス&鎮静の代表精油でもあるのです。
まさにバランスの精油です。高揚と鎮静。
夏の暑さと冬の寒さの季節の変わり目の9月には、そんな意味でおすすめなのです。
そして、あまり主張しない優しい香り というのも、秋にピッタリですね。
万人受けするのもローズウッドの特徴です。
そんなローズウッドですが、精油の他にも楽器・家具など用途が多いこともあり、南国地域で乱伐されて、2013年にはワシントン条約で伐採禁止となったんです。たくさんのメーカーで売られていたローズウッドの精油も、棚から消えた時代がありました。代替の精油として、ナードジャパンでは、ホーウッドの精油が使われています。成分はほぼ同じなのですが、私はやっぱりローズウッドの方が柔らかくて好きだなぁ。現在は、計画伐採されることで、精油も少しづつ販売されるようになってきました。
大地のエネルギーを大切にいただいて、一滴一滴使っていきたいものです。
精油のことをもっと詳しく知りたくなったら、一緒に香りを学びましょう(^^)/
楽しく学んで、生活に香りを取り入れてみませんか?