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2021.02.08精油

2月の香り ~ユーカリ・ラディアタ~

緊急事態宣言が続きます。
乾燥のこの季節、コロナはなかなか収まりませんね。
せっかくアロマテラピーを紹介するなら、やっぱり今の現状におすすめな精油を紹介しなくては・・・!
この時代、ココをなくしては語れません。

抗ウイルス作用のアロマテラピー

そもそも精油というのは、植物自体が生き残るために作っている産物とも言えます。
他の植物にやられないように
絶滅しないように
繁殖を期待できるように

時には、鋭い香りで虫を撃退したり、他の植物が育つのを妨害したり、
菌やウイルス、カビ対策として抗〇〇作用でやっつけたり、
繁殖のためにいい香りで虫を誘ってみたり、
植物は、こうして第二の副産物として、香りの成分を作っているのです。

だからこそ、ほとんどの精油が、抗菌・抗ウイルス・抗真菌
の作用を持っています。
それは植物が生きるために必要なもの!ですからね。
今日はその中でも、力を持つおすすめの精油を紹介しようと思います。

冬におすすめの精油
~ユーカリ・ラディアタ~


ユーカリは、実はものすごくたくさんの種類があります。500種類くらいあるといいます。
オーストラリアでは、アボリジニの古い時代から、ユーカリが使われてきたそうです。
実際にオーストラリアに行って、アボリジニ文化の体験留学をした生徒さんから教えてもらいました。
朝の儀式で、まずユーカリを炊いて煙をまとうそうです。
ティートゥリーとともに、むかしから、使われてきた植物なんですね。

また、オーストラリアといえば、コアラですね。
コアラは、ユーカリが好きなのは有名ですが、食べる種類はいつも同じではないらしいですよ。
その日のお気に入りを食べて、また翌日には違う種類を食べたりするそう。
だから飼育員さんは、毎回何種類かのユーカリを用意しているそうです。結構、わがまま気ままですよね。
そんなたくさんあるユーカリですから、精油も、いくつも種類があります。
ケモタイプ精油だと、種類ごとに精油があるので、ユーカリ精油だけでも何種類も出ています。
ユーカリ・グロブロス、ユーカリ・ラディアタ、ユーカリ・レモン、ユーカリ・ディベス、ユーカリ・ポリラクティア、ユーカリ・スミティ・・・
その中でも、今回おすすめなのは、ユーカリ・ラディアタです。
グロブロスもよいですが、禁忌もあるので、気にせず使えるラディアータをおすすめします。

抗ウイルス作用のある酸化物類(オキサイド類)の1.8シネオールを多く含んでいます。
また、同じく抗菌・抗ウイルス作用のあるモノテルペンアルコール類も含んでいます。
コロナ禍の今、まさに力を発揮してくれる精油!

1.8シネオールは、抗ウイルスの他にも、免疫力アップの作用もあります。
また、粘膜の炎症を抑える抗カタル作用もあるので、菌やウイルスが入り込む呼吸器系に働いてくれるのが期待できます。
ディフューザーで、部屋に炊いておけば、部屋の空気清浄にもなりますし、
マスクスプレーに入れれば、マスクをしていても自分の吸う空気に作用してくれる!のです。

そして、モノテルペンアルコール類のαテルピネオールは、抗菌・抗ウイルスでもあり、催眠作用があると言われています。
ただ、戦うだけではないんですね。ちょっとリラックスもさせてくれる。
緊張感の中、いつだって癒しは大切です。

お子さんでも、高齢者の方も、気にせず使えるのは大切なこと。
ユーカリ・ラディアタを使って、この冬を乗り切りましょう(^^)/

ティートゥリーやローズマリ‐の精油を加えて、さらに抗ウイルス作用を期待したブレンド
または、柑橘系を加えてさわやかなブレンド
ラベンダーなどを加えたブレンドもおすすめです。
いろいろな香りを試してみませんか?
オリジナルなマスクスプレーを一緒に作りましょう。
アロマテラピーに興味のある方、学びたい方、お気軽にお問い合わせくださいませ。




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